米でまた武器持たない黒人射殺、白人警官を免職 テキサス AFP=時事 8月12日(水)11時28分配信
【AFP=時事】米テキサス(Texas)州で先週末、武器を持っていなかった黒人青年が白人警官に射殺される事件があり、地元警察は11日、この警官を免職したと発表した。
米テキサス州アーリントンで、武器を持たない黒人青年を射殺し、免職処分を受けたブラッド・ミラー警官。同市警察提供(2015年8月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
米ファーガソンで非常事態宣言、警官に発砲の18歳を訴追
事件は、ミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)で黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが白人警官に射殺された事件からちょうど1年の日を2日後に控えた7日に起き、注目を集めていた。
テキサス州アーリントン(Arlington)警察のウィル・ジョンソン(Will Johnson)署長が記者らに語ったところによると、新人で現場訓練中だったブラッド・ミラー(Brad Miller)警官は同日、強盗事件が起きているようだとの通報を受け、車の販売代理店に出動した際、店内にいたクリスチャン・テイラー(Christian Taylor)さん(19)に発砲して死亡させた。
テイラーさんは、アンジェロ州立大学(Angelo State University)のフットボールの花形選手だった。今回の事件に関しては大陪審で審理が行われる可能性はあるが、11日の時点では訴追手続きは取られていない。【翻訳編集】 AFPBB News