高岡商 惜しくも敗れる (2015年08月11日 18時17分)チューリップテレビ
夏の甲子園で県代表の高岡商業が11日、初戦を迎え東東京代表の関東第一と対戦しました。
高岡商業は8点差を追いつく粘りをみせましたが惜しくも敗れました。
試合は3回までに8点のリードを許した高岡商業が4回表、先頭の田越選手がチーム初ヒットを放ち出塁。
3回までノーヒットに抑えられていた打線に勢いをつけます。
これを皮切りに高岡商業は打線が繋がり、着実に点を重ねます。
そしてツーアウトながら満塁のチャンスで駒方選手。
センター前への当たりで、ランナー2人を帰し3点差とします。
続くバッターは再び田越選手。
「県大会で打てなかった分、甲子園では自分がチームの力になりたい」と話していた田越選手、左中間を破るこの回2本目のヒットで2点を追加。
高岡商業はこの回、打者一巡、7本のヒットを放つ猛攻で7点をあげ、7対8、1点差にまで詰め寄ります。
守っては先発の林投手からマウンドを引き継いだ2年生の北村投手が、抜群のコントロールで4回途中から6回までをヒット1本の無失点に抑えます。
高岡商業は6回に同点に追いつきますが7回に2点を奪われ迎えた8回表。
ランナー1・2塁、1打同点のチャンスでここまで3打数・3安打と当たっている田越選手。
1塁をスタートした石黒選手は一歩目で足をつりながらも、「何が何でも走りきる」と気合のホームイン。
これで2人が生還し、高岡商業は10対10の同点に追いつきます。
しかしその裏、関東第一の機動力を生かした攻撃で再び2点を勝ち越されます。
そして迎えた最終回。
「大舞台でプレーできる感謝の気持ちをプレーで表したい」と口を揃えた高岡商業ナイン。
最後まで強豪相手に粘りをみせましたがあと一歩及ばす、初戦突破はなりませんでした。