喜劇役者の花紀京さん死去 78歳 オリコン 8月6日(木)13時40分配信
喜劇役者の花紀京さん(本名・石田京三)が5日午後7時44分、肺炎のため入院先の大阪市内の病院で死去した。78歳だった。6日によしもとクリエイティブ・エージェンシーがFAXを通じて発表した。遺族の意向により、家族葬として通夜は6日、告別式は7日に家族と近親者のみで執り行う。
連続テレビ小説『ほんまもん』に出演 花紀京さんのプロフィール
花紀さんは1937年大阪市生まれ。父は戦前から戦中にかけて活躍した喜劇役者・横山エンタツ。58年に花登筺に弟子入りし、翌年には劇団「笑いの王国」の旗揚げに参加。同劇団解散後は吉本興業入りした。
63年には吉本新喜劇の座長に抜てきされ岡八郎や原哲男、のちには桑原和男らとのコンビで活躍。トレードマークとも言われるニット帽にシャツ、腹巻、ニッカーボッカーで目の下に隈、鼻を赤くしてのスタイルが多く泥棒役や土木作業員役が主な役どころで人気だった。