ファミマ、ココストア買収へ…店舗数で2位肉薄 読売新聞 8月5日(水)6時50分配信
コンビニエンスストア3位のファミリーマートが、「Coco」の看板で展開する中堅コンビニ、ココストア(名古屋市)を買収することが分かった。
ココストア買収により、ファミリーマートの店舗数は約1万2000店となり、2位のローソンと肩を並べる。近く発表する。
コンビニ業界は首位のセブン―イレブン・ジャパンとローソン、ファミリーマートの大手3社が規模拡大を進め、食品メーカーなどとの交渉力強化につなげている。店舗数が600超と圧倒的な差をつけられているココストアは、単独での生き残りが難しくなっていた。
ファミリーマートは、業界4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと2016年9月をめどに経営統合する方針を発表している。ココストアの買収により、サークルKやサンクスを含む国内店舗数は約1万8400店となり、首位のセブン―イレブン(約1万7900店)を上回る規模になる。