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韓国放審委、KBS 「李承晩日本亡命要請」報道に懲戒

 

 

事実関係検証不十分で“注意”

 KBS(韓国放送)理事長の放送介入、記者に対する報復人事等で問題になった「李承晩政府亡命要請」の報道に対し、放送通信審議委員会が法定制裁である“注意”を決めた。

 放送通信審議委員会は27日に開かれた全体会議で6月24日韓国放送のニュース9が放送した「李承晩政府が韓国戦争勃発直後に日本政府に亡命意志を打診した」という内容の報道に対して「公正性」(第9条)、「客観性」(第14条)等の審議規定違反を理由に“注意”制裁を決めた。 “注意”は法定制裁(重懲戒)の中で最も軽い水準の制裁だ。

 この報道は日本の山口県史と米軍政記録などを根拠に「朝鮮戦争勃発の3日後である6月27日、李承晩政府が韓国民6万人の亡命意志を打診し、日本が韓国人避難キャンプ計画を立てた」という内容を放送した。 一部の野党推薦審議委員は「報道するに足る価値はあった」と見たが、報道の中で根拠資料である山口県史には出てこない内容である「6月27日」を亡命要請日として提示したこと等が事実関係の検証不十分という指摘を受けた。

 この報道が流された後、種々の論議が起きた。 保守団体らは「歪曲報道」だとして反発し、イ・インホ韓国放送理事長はこの報道を問題視するため理事会を招集して「放送介入」批判を受けた。 韓国放送は7月3日、李承晩記念事業会の立場を大幅に反映した異例の反論報道を放送したが、これに対して韓国放送新労組などは「屈辱的な反論報道」と批判した。 報道に関連した部長、主幹などが平記者として降格されもした。

 一方、放送通信審議委員会はこの日の全体会議で、放送で「イルベ」(日刊ベスト貯蔵所)が作ったイメージを使ったSBSの8時ニュースに対して「客観性」違反を理由に法定制裁である“警告”を決めた。 該当番組は7月30日「選挙期間中、インターネット実名制合憲」リポートを放送する過程で憲法裁判所のロゴ イメージを使うべき所に、イルベが憲法裁判所のロゴをイルベ式に変えたイメージを露出したことがある。

チェ・ウォンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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