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スプレー缶、穴開け不要に 札幌市、ごみ回収変更へ 死亡火災受け 北海道新聞 8月18日(火)10時20分配信

 

 

2年連続で死亡火災、3人が死亡

 札幌市が、ごみとして収集する使用済みスプレー缶などについて、今後は穴開けされていない状態で回収することが17日、分かった。現在は、ごみとして出す市民に穴を開けるよう求めているが、同市内で穴開け作業が原因とみられる死亡火災が2年連続で発生したため改める。10月から清田区の一部を対象に試験的に導入し順次、全市に拡大する。

 同市は、使用済みのスプレー缶やカセットボンベなどについて、市民に対して穴を開けた上でごみステーションに出すよう求めている。ごみ収集車の中で圧縮され、残っているガスが火災や爆発を引き起こす恐れがあるため。

 同市内では、昨年3月と今年5月、自宅で行っていたスプレー缶などの穴開け作業が原因とみられる火災が発生し、計3人が死亡。死亡火災が相次いだことを受け、回収方法の変更を決めた。

20政令指定都市のうち10市が穴開け求める

 家庭でのスプレー缶などの穴開け作業では、漏れたガスにストーブやこんろから引火する火災が全国的に後を絶たない。環境省は2009年以降、「市民が穴開けしないようにすることが望ましい」と自治体に対して繰り返し伝えている。

 ただ、同市によると、市民に穴を開けてから出すことを求めるのは政令指定都市20市のうち札幌を含め10市。また、道内では穴開けを求める市町村は少なくなく、自治体の対応は割れている。

 同市環境局は、穴開けされていないスプレー缶などを別の収集車で集めると、数億円の費用がかかるとしていたが、試験回収では燃やせるごみ用の収集車にプラスチック製のかごを取り付けて集め、コスト抑制を図る。

北海道新聞

最終更新:8月18日(火)12時30分

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