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【ニュース まとめ】はるさめ君にゅーす!

このブログは、常識・教養を身に付けるために、社会、ビジネス、健康、エンタメなどネット上の旬な情報を国内外から、ジャンルを問わず、さまざまなニュースや情報・知識を収集していくブログです。ニュースまとめます。

高槻少女殺害 快楽殺人の可能性…殺意明確も急所狙わず、際立つ“異常性” 産経新聞 8月16日(日)17時0分配信

 

 

大阪府高槻市で13日夜に鼻や口をふさぐように粘着テープが巻かれ、両手を後ろ手に縛られた女性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件は、16日で発生から丸3日となった。遺体は幼い少女の可能性があるにもかかわらず、犯人はおろか、身元すら判然としていない。遺体は薄暗く、幹線道路からも距離がある物流会社の駐車場で、人の目には触れにくい場所に放置されていた。体の左側には30カ所近くの切り傷があったが、右側には目立った外傷はなかった。犯人はなぜ女性を襲い、ここに遺棄したのか。そして女性は誰なのか。多くの謎が積もっている。

高槻少女殺害 快楽殺人の可能性…殺意明確も急所狙わず、際立つ“異常性”

顔と両手が粘着テープで縛られた少女と見られる女性の遺体が見つかった駐車場=大阪府高槻市番田(中村雅和撮影)(写真:産経新聞)

 ■乗用車の下に隠す?

 大阪府警高槻署捜査本部によると、遺体が見つかったのは13日午後11時35分ごろ。物流会社の男性従業員(53)が駐車場でトラックをバックさせている際、モニターに写った女性の遺体に気づいたという。

 この第一発見者の男性従業員は13日昼ごろ、乗用車を遺体が見つかったスペースに止めてトラックに乗り換え、仕事に出発。同日午後11時35分ごろ駐車場に戻った。その後、止めてあった乗用車を移動させ、空いたスペースにトラックを止めようとしたところ、バックモニターに写り込んだ遺体に気づいた。

 捜査関係者によると、男性の乗用車の底には、血痕とみられるものが付着していたことが分った。乗用車と地面には数十センチの隙間があり、遺体を駐車場に運び込んだ犯人が乗用車の下に隠していた可能性がある。捜査本部が付着物の鑑定を進めている。

 ■遺体はどこから

 では、どうやって遺体を駐車場に運び込んだのだろうか。

 捜査本部や地元関係者によると、駐車場は周囲は高さ約1メートルのフェンスで取り囲まれ、その外側には幅約5メートルの遊歩道、さらにその外側に幅約1・5メートルの用水路がある。用水路の外側は田畑が広がっている。

 遺体が見つかったのは駐車場の東端。トラックなどが出入りする道路は西側に延びているから、駐車場の奥に遺棄されていたことになる。

 駐車場は夜間でも車の出入りは一定程度あり、数十分に1回、出入庫するトラックのヘッドライトが駐車場内を照らす。関係者によると、午後10時前後には、トラックにいたずらをする者がいないかを確認するため、会社の担当者が駐車場内を巡回しているという。

 一方、ゲートなどが設置されておらず、24時間出入りが可能で、警備員もいない。付近には街灯がほとんどないため、夜間は暗く、場内には多数のトラックが止まっているため、見通しは悪い。

 駐車場は砂利敷きだが遺体周辺の地面に乱れはなく、血痕も血だまりはあったが周辺に飛散した様子はなかったことから、関係車両の出入りに紛れて車で持ち込んだ可能性も浮上している。

 現場を知るトラック運転手の男性は「かなり暗いので、駐車場に街灯を増やしてほしいと要望したことがあった。人知れず遺体が置かれていたならば、気づくのは難しいのでは」と打ち明ける。

 ■被害者は大人?少女?

 遺体は身長約145センチ。服装は、黒のタンクトップの上に白いシャツを羽織り、デニムの短パン、黒のハイソックスなど「若者らしいもの」(捜査関係者)。一見して若い女性だという見方が広がっていたが、司法解剖により、医師が推定したのは、「8~15歳の少女」だった。身体的特徴などから判断したという。

 捜査本部は府内で高校生以下の行方不明者を調べたが、似た人物は見つかっていない。だが、事件が広く報道されたことで全国から情報が寄せられているといい、府警は内容を精査して、被害者の身元特定を急いでいる。

 東京工業大学の影山任佐(じんすけ)名誉教授(犯罪精神病理学)は「身元が特定できれば、失踪した日時や接触した人物、行動なども次々と浮上し、早期の事件解決に結びつくはずだ」と期待を寄せる。

 ■「快楽殺人」か

 遺体につけられた傷は、事件の謎をさらに深める。

 切り傷は約30カ所あったが、すべてと言ってもいいくらい、体の左前面に集中していた。捜査関係者によると、傷の状態から複数の刃物が使われた可能性もあるとみられている一方、体右側には目立った外傷はなかったという。

 影山教授は「犯人が右利きであるとか、体勢的に被害者の左側だけしか切りつけられない状態だったなどは考えられる」と分析。だが、「明確な殺意があれば全身や急所だけを狙うなども考えられる。こうした犯行は珍しいケースで異常性が際立つ。『快楽殺人』に近いものも感じる犯行で、傷付け方の理屈を推測しても意味がないのかもしれない」とも述べている。

 また、現場が関係者以外がほとんど立ち寄らない駐車場であることから「土地勘のある人物の犯行の可能性もある」としている。

最終更新:8月17日(月)8時34分

headlines.yahoo.co.jp