ロカルノ映画祭、「ハッピーアワー」で最優秀女優賞 朝日新聞デジタル 8月15日(土)23時42分配信
３０代女性の結婚や恋愛模様を描いた映画「ハッピーアワー」（濱口竜介監督）で主演した女優４人が１５日、スイスで開催された第６８回ロカルノ国際映画祭で国際コンペ部門の最優秀女優賞を受賞することが決まった。４人は、濱口監督が２０１３年９月から５カ月間「デザイン・クリエイティブセンター神戸」で開いた即興演技ワークショップの受講生で、これまで映画やテレビの出演経験はなく、先日まで、いわば「素人」だった 神戸市の田中幸恵さん（４１）は、「びっくりしました。全然想像していなかった。（プロの）女優でないのでこれが本当にふさわしいのか。（今夜の授賞式は）もうない経験なので楽しみというより怖いです」と笑う。
兵庫県加古川市の菊池葉月さん（３７）は、「何が何だかよくわからない状況です。驚くしかない」。兵庫県姫路市の三原麻衣子さん（４１）は、「驚いたけど、濱口さんはじめ皆さん一緒に頂けた賞だと思ったら、とても光栄です」、京都市の川村りらさん（３９）は「何が起こっているかよくわかっていないです」と、皆一様に驚いていた。
最終更新:8月16日(日)7時50分
