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名作SF『銀英伝』復活!…で気になる、“あの人の代わりは誰!?” おたぽる 8月14日(金)20時0分配信

 

 

 田中芳樹による名作スペースオペラ銀河英雄伝説』(以下『銀英伝』)の新作アニメの制作が発表された。制作はProduction I.G、展開時期は2017年。

銀英伝』は、現在アニメ放送中の『アルスラーン戦記』(TBS)でも知られる田中芳樹SF小説。1982年に第1巻を刊行後、累計1500万部を突破したロングセラー。アニメも88年の『わが征くは星の大海』公開以降、劇場公開アニメ3作、OVA110話、外伝52話を制作。加えてコミック化やゲーム化、河村隆一も主演を務めた演劇化など幅広く展開した、今更こんなところで説明するまでもない超人気作だ。

 その『銀英伝』が、『攻殻機動隊』シリーズなどで知られるProduction I.Gの制作で新たによみがえるということで、ファンの鼻息も荒いが、そこで気になるのはキャストがどうなるのか? というポイント。

 はるか未来の銀河系を舞台に、「戦争の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「黒髪の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーという2人の天才の戦いを軸に、銀河帝国自由惑星同盟との対立・戦争を描く『銀英伝』。圧倒的なボリュームなだけに登場キャラクターは多い。当然、声優も数多く起用された。

 同作は国家の存亡をかけた宇宙戦争の物語であり、キャラクターは軍人・政治家が大多数を占めるため、演技がうまい上に渋くて重厚な声が出せるベテラン・大御所が数多く起用された。その豪華ぶりは“銀河声優伝説”と異名を取るほどだったが、ベテランが多いだけに、訃報に接する機会も多い。

・ムライ/青野武
・オフレッサー/郷里大輔
・オーベルシュタイン/塩沢兼人
・シュトライト/戸谷公次
ヤン・ウェンリー富山敬
・メルカッツ/納谷悟朗
・レンネンカンプ/渡部猛

 主要キャラと呼べる範囲でも、これだけの方が鬼籍に入られている。特に主人公の一人、ヤン・ウェンリー役の富山敬氏が亡くなられているだけに、キャストは一新されるのでは、とアニメ誌のライターは語る。

「これだけの豪華キャストを押さえるのは当時も大変だったと思いますが、バブル終盤の88年ですから、アニメ業界にも元気があったし、OVA展開なので、売り上げを制作費に回すこともできましたが……今回の新作で当時に匹敵するような知名度・実力の持ち主を新しくそろえることは難しいでしょうね、声優業界ではベテランになるほど、ギャラがアップしていきますし。
 どんなに予算が潤沢でも、アニメの制作本数は当時の数倍に増えていますし、ゲームやアプリもあるし、音楽活動などもあって今の人気声優は忙しいので、キャスティングは難しいでしょう。主要キャラクターはなんとか有名どころをキャスティングし、あとは実力はあるが知名度は低いという、吹き替え中心の声優や舞台俳優などが中心となるんじゃないでしょうか」(アニメ誌ライター)

 長大なシリーズを一からアニメ化していくのか、それとも名シーンを切り取っていくのか。TVシリーズなのか劇場版なのか、手描きと3DCGはどれぐらいの割合になるのか……キャスト情報のほかにも、まだまだ気になる点が多い新『銀英伝』。どんな新しい1ページを刻んでいくのか、続報を楽しみにしたい。

最終更新:8月14日(金)20時0分

zasshi.news.yahoo.co.jp