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韓国「最大の被害国」!・・・人民元切り下げ「強烈な衝撃」=韓国華字メディア サーチナ 8月14日(金)10時9分配信

 

  韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版は13日、中国の中央銀行である中国人民銀行が3日連続で人民元の事実上の切り下げを行ったことについて、人民元安は強烈な衝撃をもたらし、その最大の被害国は韓国だと伝えた。

 記事は、韓国のクレジット・デフォルト・スワップCDS)プレミアムが上昇していると伝え、韓国の12日におけるCDSプレミアムが57.56bp(ベーシスポイント)まで上昇したと紹介。CDSプレミアムとは同数値が上昇すれば銀行の信用度の低下を意味し、国債を発行する際の費用の増加を意味するもので、国家などの破たんリスクを示すものだ。

 続けて、韓国の12日におけるCDSプレミアムの数値は「ギリシャのユーロ圏離脱」や「中国株式市場の急落」といった大きな危機に直面していた際の数値とほぼ同じ水準だと伝え、中国人民銀行人民元切り下げを発表する前に比べて、韓国の破たんリスクであるCDSプレミアムは4.08%も上昇したと報じた。

 さらに、アジア各国の通貨のうち、ウォンは人民元切り下げの発表後にもっとも顕著に下落したと伝え、「ウォンの下落幅はアジアの主要国11カ国のうち、人民元とマレーシアのリンギットに次ぐ大きさだった」と伝え、日本円はほとんど動かず、台湾ドルも比較的安定していたと指摘した。

 また、アジア各国と同様に韓国では人民元切り下げを受けて株価が急落したと指摘し、「人民元切り下げはアジア各国の金融市場に衝撃を与えた」と伝え、その理由は主に「各国が中国経済に対する懸念を深めたことにある」と論じた。続けて、中国人民銀行が連日、人民元切り下げを行った理由は「これまで行ってきた景気刺激策の効果が予想を下回っているためと見られる」と伝えた。

 続けて、韓国の証券会社のアナリストからは「中国の各経済指標を見る限り、中国経済は大きな圧力に直面している」との指摘があることを紹介し、韓国のCDSプレミアムの数値がほかのアジアの国々に比べて大きく上昇した理由は「韓国の中国経済に対する依存が高すぎるため」と指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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