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浜崎あゆみ、自身の苦悩と近年の変化を告白「ファンのみんなともっと一緒にいたいと思った」2015.08.09 Real Sound

 

 

浜崎あゆみが、8月8日放送の『SONGS』(NHK総合)に出演。数々の代表曲を披露したほか、ロングインタビューでは現在の心境を涙ながらに語った。

 “大人の心を震わせる音楽番組”をコンセプトに掲げ、様々な形でアーティストの歴史を振り返る同番組。

 冒頭、番組ではスタジオライブで「M」を歌唱した映像をオンエア。その後、浜崎のインタビュー場面へと映像が切り替わり、デビュー当時は歌詞が上手く書けず、プロデューサーに長い手紙を書いたことを告白。その手紙を見たプロデューサーから「これでいいの、こういう歌を書けばいい」と言われ、浜崎の「不安や孤独を綴り、ファンの共感を呼ぶ」作詞スタイルが確立したという。浜崎はこのことについて「楽しかったことをシェアするよりも、悲しみとか痛みとかそういったものをシェアする癖がある」と振り返った。_

 また、浜崎は絶頂期であった20歳ごろに、引退を考えていたと告白。その理由について浜崎は「『こんなモンスターを抱えていけない』と思っていた。何かが人より優れているわけでもないし、『もう無理』ってなった」と、プレッシャーや期待の大きさに自身が耐えきれなかったことを明かすと、続けて「私はずっとこの浜崎あゆみというアーティストから離れられないなら、受け入れて生きていった方がいいと思った」と語り、その決意を歌にした「SEASONS」を熱唱した。

 浜崎は自身のライブ演出をプロデュースすることでも知られているが、本人は「何でそんなにダンサーが必要なの? 何でそんなに着替えるの? と言われたこともたくさんあったけど、それでも私は“コンサート”より“ショー”がやりたい」と、確立された価値観があることを語り、デビュー直前にラスベガスで見たショーが、その原点であることを告白したあと、ダンサーたちとともに「evolution」を披露した。

番組後半では、浜崎が1998年デビューの同期であり、プライベートでも親交のある宇多田ヒカルの楽曲「Movin' on without you」を『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』でカバーしたことについて、「敬意を払って歌いたいじゃないですか。きっとみんな同じように、すごく大事に思って作っているものだから」と語り、同曲を歌い上げた。

 また、浜崎は2013年に渡米したことについて「少し日本から逃げていた。当時は、もちろんそれが正しいと思っていたし、私には必要だったと思う」と、過熱するスキャンダル報道から自分を遠ざけるためのものであったことを明かした。その後、再び活動の拠点を日本に移したことについて「離れてすぐにわかったのは、こんなに長い間そばにいてくれたファンのみんなを置き去りにしてしまったということ。ロサンゼルスでは、自分の勝手さや弱さに対して、惨めになったり悲しんだりを繰り返していて、『これじゃダメだ』と思って日本に帰った」と語ると、続けて2015年の春に行われたツアー『“ayumi hamasaki ARENA TOUR 2015 A Cirque de Minuit ~真夜中のサーカス~”』について「ファンのみんなともっと一緒にいたいと思ったから、ライブが長くなったりMCで色々話したりした。置き去りにした期間があったから、何百倍も努力して、そばに行かないといけないと思った」と、ファンに対する気持ちが変化したことを述べた。

 番組の最後には、新アルバム『sixxxxxx』より、浜崎が自分自身と真正面から向き合ったという新曲「Step by step」の映像をオンエアし、放送が終了した。

 浜崎が過去の自分を赤裸々に語り、現在の充実した心境も明かした今回の放送。2015年後半の音楽活動への期待が高まる内容だった。

(文=向原康太

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