新千歳空港の深夜・早朝発着枠、5倍に拡大へ 読売新聞 8月9日(日)13時12分配信
新千歳空港の深夜・早朝(午後10時~午前7時)の発着枠拡大を巡り、北海道千歳市の周辺住民らが、現行の6便から30便に拡大する方向で道庁と同市との間で合意する見通しになったことがわかった。
同市で22日に開かれる地域協議会に高橋はるみ知事が出席し、枠拡大の覚書に調印する。
道は2013年12月~14年2月、千歳、苫小牧両市にそれぞれ設置されている地域協議会で、深夜・早朝枠を30便に増やす案を提示。両市の住民から騒音被害を心配する声が相次いだため、その後、新たな防音対策や、午前0~6時の便数を6便に抑えるなどの修正案を示し、理解を求めてきた。
今年3月、苫小牧市の住民と覚書が交わされており、千歳市の住民との合意が発着枠拡大の焦点となっていた。道は千歳市側の合意が得られれば枠の拡大を国に求める方針で、早ければ今秋にも30便に拡大される。
最終更新:8月9日(日)13時12分