【ニュース まとめ】はるさめ君にゅーす!

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シロザケ、淡水で養殖 刺身に 河北新報 8月9日(日)14時25分配信

 

 

  山形県内水面水産試験場(米沢市)が、シロザケを淡水で養殖する技術開発に取り組んでいる。身に脂が乗る生殖機能の発達前まで育て、刺し身で味わう県独自のサケとして特産化を目指す。

【異変!】ウグイ急増でヒメマス危機

  シロザケは川でふ化した後、4年ほど海を回遊、成魚となって母川に戻る。試験場は2011年、稚魚を早く育てる研究を始めた。その際、一部を試験的に淡水で飼育し続けたところ、成長することが分かった。

  13年秋、2000粒の卵で本格的な養殖研究に着手した。水槽の大きさや飼育数の密度の試行錯誤を繰り返し、現在、約500匹が体長30センチ、300グラムほどに育った。シロザケ特有の背が青く、腹は白い体色で、魚粉や米ぬかなどを配合した固形の餌を与えている。

  先月、養殖業者らを対象に行った刺し身の試食会では「脂が乗り、くせがない味」と好評だった。17年度をめどに、生存率を9割まで高め、2年で1~2キロのサイズに育てる技術を確立する計画だ。開発した技術は養殖業者に提供し、特産化を図る。

  粕谷和寿専門研究員は「養殖業者と協力し、山形独自のブランドサケに成長させたい」と話す。

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異変!ウグイ急増でヒメマス危機 駆除本格化

 青森県十和田市の観光スポットの一つである同市奥瀬の蔦沼(つたぬま)で、ウグイが急増する異変が起きている。放流している十和田名産ヒメマスの成育に影響が出ているとして、地元漁協は本格的なウグイの駆除に乗り出した。

 管理する奥入瀬川漁協によると、3年前から大量のウグイが沼に現れ、数は万単位に上る。産卵期の現在は、沼から流れ出る小川で数十匹単位の群れをいくつも確認できる。
 「鳥が運んだのか、誰かが放したのか」。臆測を呼ぶが、理由は分かっていない。近くの蔦温泉で遊漁券を扱う土産物屋経営小笠原哲男さん(85)は「蔦沼は1950年代まで蔦温泉が所有し、養殖魚を客に提供していた。ウグイも放流したが、もうずいぶん前にいなくなったはずだ」と不思議がる。
 ウグイは雑食で、プランクトンを食べるヒメマスと競合する。ヒメマスは漁協が釣り客向けに稚魚を毎年5000匹以上放流するが、周囲1キロの沼は餌が十分でなく、異変前と比べて半分の15センチほどにしか育たない。ウグイの魚体も通常より小さいという。
 漁協は昨年秋、釣り客からウグイ駆除の要望を受けて刺し網を試験的に仕掛けたが不発に終わった。ことしは5月30日、小川下流部に砂利を敷き詰めてわなの産卵床を作り、産卵に集まったウグイを投網で捕獲する方法を導入。一度に100匹以上捕れ、これまで約1000匹を駆除した。
 川村慎一組合長(72)は「ウグイが増え過ぎて異常な状況。放置すれば、沼はウグイだけになってしまう。魚に罪はないが、ヒメマスを守るためには駆除が必要だ」と話している。

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