【ニュース まとめ】はるさめ君にゅーす!

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物価変調なら追加緩和=目標達成、原油安で遅れも―景気足踏みは一時的・日銀総裁 時事通信 8月7日(金)16時44分配信

 

 日銀の黒田東彦総裁は7日の記者会見で、最近の原油安に関連し、「物価の基調に影響すれば政策調整を検討する」と述べ、物価上昇シナリオが崩れれば、追加金融緩和に踏み切る可能性に言及した。国内景気の足踏みを「一時的」と指摘。デフレ脱却に向け想定通りに進んでいると強調しながらも、原油安による物価押し下げの影響が深刻化すれば柔軟に政策対応する姿勢を示した。
 日銀が「2016年度前半ごろ」と想定する2%物価目標の達成時期に関しても、原油価格の動向により、「若干前後することはあり得る」と語り、遅れる可能性を示唆した。日銀が金融政策の判断材料と位置付ける生鮮食品を除く消費者物価指数はこのところ原油安の影響で、ほぼ0%で推移している。黒田総裁はこれに関し「マイナス(に転じること)もあるかもしれない」との見通しを示した。
 国内景気の現状については、中国など新興国経済の減速に触れ、輸出と生産の回復が鈍いと指摘した。ただ、米国の景気回復が再び力強さを増していることなどから、「今後は輸出と生産が緩やかに増加する」と述べた。中国に関しては「成長のモメンタム(勢い)の鈍化は確かだが、政策対応の余地があり(年率)7%前後の成長が続く」との見方を示した。
 日銀は同日の金融政策決定会合で「緩やかな回復を続けている」との景気判断を維持。現在の量的・質的金融緩和策の継続を決めた。 

headlines.yahoo.co.jp