【ニュース まとめ】はるさめ君にゅーす!

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【なでしこ】ノリさん異例のカミナリ「3戦負けて日本に帰る気なのか」 スポーツ報知 8月8日(土)7時3分配信

 

 ◆東アジア杯2015 ▽女子最終戦 日本―中国(8日・武漢スポーツセンター競技場)

 2連敗しているなでしこジャパン佐々木則夫監督(57)が、異例の“カミナリ”を落とした。最終戦の中国戦に向け、非公開で約1時間調整。3連敗なら、5度目の東アジア杯で初めての最下位が決まる。練習後には、結果が出ない若い選手らを前に「このまま3戦負けて日本に帰る気なのか」とカツを入れ、日本代表としての自覚と責任を植え付けた。

 親しみやすさで選手の心をつかんできた佐々木監督が、珍しく声を荒らげた。来年のリオ五輪の新戦力として鍛え上げるため、代表経験の少ない若手を中心に招集し、自ら“チャレンジなでしこ”と命名。多少の失敗も覚悟して臨んだ今大会だったが、2連敗の結果以上に、選手の表情や姿勢に物足りなさを感じた。

 「2試合やって結果が出なくて、勝負に関わる厳しさを強く感じてると思うが、ただ感じてるだけで全然、学んでない。本当に意識が入っているのか。このまま3戦負けて日本に帰る気なのか。勝って何とか、というところがまだ弱い。今までの(なでしこの)メンバーが君たちを日本でどんな目で見ているのか。このチームとして、意地を見せなきゃいけない」

 非公開練習の最後、イレブンを集め、厳しい言葉を並べた。北朝鮮や韓国は世界的にも強豪だ。「持ってる技術やポテンシャルの中では、戦ってはいる。期待を持つぐらいやってくれた選手もいた」と評価もしている。ただ、経験や敗戦は成長の糧にしてこそ意味がある。「なでしこジャパンとして、いくらチャレンジといえど重みはある。負け癖じゃないけど、結果が出ないことには要因がある。浅くじゃなく、深く学んでほしいね」と意識改革を訴えた。

 次回の代表活動は、主力の招集が濃厚な11月下旬の海外遠征まで行われない。若手にとって「なでしこリーグで頑張った評価もあるけど、ここでのパフォーマンスはやっぱりインパクトはある」と、中国戦が事実上のラストチャンスとなることも示唆した。「刺激入れてますから、明日やってくれると思いますよ」。指揮官の厳しい問いかけに答えを出せた選手だけが、選考レースを生き残る。(林 直史)

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