【ニュース まとめ】はるさめ君にゅーす!

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原爆の日 忘れず次代へ 国立で34人の言葉展示2015年8月7日東京新聞

 

 

 「一瞬にして 原爆の日 永遠に 原爆の日」-。広島の原爆投下から七十年を迎えた六日、原爆による惨禍を忘れず後世に伝えていくための言葉を集めた「ふつうの日になったのか原爆の日」展が国立市役所などで始まった。二十一日まで。十~八十四歳の人たちから寄せられた、原爆の恐ろしさや平和への思いなどを訴えた作品三十四点を紹介している。 (萩原誠

 一九四五年八月六日と九日に広島と長崎に投下された原爆被害が時間とともに忘れ去られ、「原爆の日」が「ふつうの日」にならないようにとの思いを込めた展示。市民や市にゆかりがある人たちでつくる実行委員会が企画し、市が主催した。「平和をつくるのは、きっとコトバだ。」と先月五~二十一日に作品を募集し、市内外から六百十一点の応募があり、実行委メンバーや市職員らが展示する作品を選んだ。

 「平和をこわすのは私たち人間。でも、平和をつくるのも私たち人間。」「『原爆の日』を忘れるような社会になったころには、『平和』という言葉もきっと忘れているのだろう。」「語り手が いなくなっても 僕達が きちんと学び 伝え続ける。」

 市役所一階市民ロビーやくにたち市民芸術小ホール(富士見台二)には「7は、ラッキーセブンだろうか、戦後70年。」などと書かれた同展のポスターとともに、白いA4判の紙に印刷された文言を展示した。

 市役所の会場を訪れた国立市富士見台の無職馬場昭市さん(84)は「今、ここで平和を語れるこの平和。」との言葉を出品。長崎県出身で友人を被爆で亡くしたといい「生き残った者として、本当に今、平和について話ができるのが幸せであり生きがいでもある。そんな思いを言葉にしました」と話していた。

 このほかくにたち北市民プラザやくにたち南市民プラザなど四カ所でも、A1判二倍ほどの大きさの紙で三十四の作品を紹介している。入場無料。問い合わせは、市市長室男女平等・人権・平和担当=電042(576)2111=へ。

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