錦織 復帰初戦白星 序盤苦戦も逆転勝利で3回戦へ スポニチアネックス 8月5日(水)13時34分配信
世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)が4日(日本時間5日)、米ワシントンで行われているテニスのシティ・オープンの男子シングルス2回戦でジェームズ・ダックワース(オーストラリア)と対戦。左脚のケガで2回戦棄権となったウィンブルドン選手権以来の実戦を6―7、6―1、6―4で逆転勝利し、3回戦に進出した。
<シティ・オープン男子シングルス2回戦>リターンを返す錦織圭(AP)
【写真】初戦を突破し声援に応える錦織 表情はぐったり
ウィンブルドン選手権の2回戦を左脚のケガで棄権して以来約1カ月ぶりの大会出場となった錦織は、第1セットは序盤からブレークを奪い合う展開に。第3ゲームに錦織がブレイクを奪うと、その後は互いにキープ。5―4で向かえた第9ゲームで、錦織のミスが重なりダックワースにブレークを奪われると、タイブレークまでもつれた。
タイブレークでは、錦織は長いラリーを制しミニブレークを奪うも、錦織のダブルフォールトでダックワースがミニブレークバックし4-3。その後も白熱した展開が続くも、8―10と1セットを先取され、苦しい立ち上がりに。
第2セットは第1セットの展開から一変し、終始錦織が優位に試合を進め6―1で、ファイナルセットへ。
ファイナルセットは、第2ゲームでブレイクを奪うと、4―5でリードした第10ゲームで、最後にダックワースのリターンがネットにかかり、復帰戦を白星で飾った。
この大会は全米オープンに向けたステップとなる大会の一つで、錦織は昨年8強入りしている。