ガソリン、4週連続値下がり=夏休みの家計に恩恵 時事通信 8月5日(水)17時0分配信
資源エネルギー庁が5日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(3日時点)は、全国平均で前週比1.2円安い141.3円となり、4週連続で値下がりした。原油相場の下落を受け、石油元売り各社が給油所向け卸価格を引き下げているため。
旅行やレジャーで車を使用する機会が増える夏休みシーズンのガソリン価格下落は、家計に恩恵となりそうだ。
地域別では、横ばいとなった香川を除く46都道府県で値下がりした。下げ幅は北海道(2.2円)、京都府(2.1円)、沖縄県(1.9円)が大きかった。
中国の景気減速懸念や、イランによる原油輸出再開の思惑などを背景に、原油の国際価格は下落傾向にある。調査を担当する石油情報センターは「ガソリン価格は来週も値下がりする」と予想している。