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「お疲れさま」は目上に?目下に? タモリの問題提起で議論白熱 日刊ゲンダイ 8月5日(水)9時26分配信

 

  子役の「お疲れさま」の使用を禁止せよ――。7月26日放送の「ヨルタモリ」(フジテレビ系)の放送中、タモリ(69)の口から飛び出した“提言”が物議を醸している。

「お疲れさま」は目上に?目下に? タモリの問題提起で議論白熱

タモリの指摘は正論?(C)日刊ゲンダイ


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 番組内のコントで学者に扮したタモリは、最近の芸能界について、「撮影現場などで子役がやたらと『お疲れさまです』と挨拶するようになっている」と指摘。その上で、「子役が相手を選ばず『お疲れさまです』を使うのはおかしい。『お疲れさま』という単語は本来、目上の者が目下の者にかける言葉」という趣旨の発言で、言葉が乱れているとの考えを示した。

 タモリはさらに、「民放連は各メディアに『子役には“お疲れさまです”という挨拶をさせない』という申し入れをすべき」という持論を展開。コントという体裁を保ちつつも、メッセージ性の強い内容となっていた。

 この問題提起に対し、放送直後から「『お疲れさま』は目上の者が目下の者にかける言葉だというタモリの意見は正しいのか?」という議論が勃発。その後、一部メディアがこの発言を記事化したため、ツイッター上では<言葉なんてのはある程度移り変わっていくもんでしょう><代わりに何て言えばいいのか>などのつぶやきがあふれる事態に。

 ちなみに「デジタル大辞泉」では、「『ご苦労さま』は目上の人から目下の人に使うのに対し、『お疲れさま』は同僚、目上の人に対して使う」と、タモリの指摘とは逆の解説をしている。ネット上で「お疲れさまです」の使用方法について解説しているサイトでも、「『お疲れさま』は目上の人間もしくは同僚に。『ご苦労さま』は目下の者に使う」との説明がある。

 ちなみに、文化庁が発表した平成17年度(2005年度)の「国語に関する世論調査」によると、「一緒に働いた人が、自分より職階が上の人の場合」は「お疲れさま(でした)」が69.2%、「ご苦労さま(でした)」が15.1%。

 また、「一緒に働いた人が、自分より職階が下の人の場合」は「お疲れさま(でした)」が53.4%、「ご苦労さま(でした)」36.1%という結果に。一概にこうだと言うのはなかなか難しい状況だ。

 そうは言っても、<今回のタモリさんの発言は気になりましたね>などの声もあり、少なからぬ人がタモリの問題提起に違和感を感じたのは事実のようだ。

headlines.yahoo.co.jp