【ニュース まとめ】はるさめ君にゅーす!

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京浜東北架線切れ 切断架線は2本、焼き切れたような状態 ショートして溶けた可能性も 産経新聞 8月5日(水)12時53分配信

 

  京浜東北線で4日夜に起きた架線切断トラブルで、JR東日本は5日、パンタグラフに電気を供給するため、線路と平行して2本張られている「トロリ線」が同じ場所で2本とも切れていたことを明らかにした。現場では当時、通過列車のパンタグラフから出火したとの目撃証言があるほか、トロリ線の切断面はいずれも焼き切れたような状況になっていることから、JR東はショートして架線が熱で溶けて切れた可能性もあるとみて原因を調べる。

 JR東によると、現場付近で5月に検測車で測定した際のトロリ線の直径は、10~12ミリとなっており、下回らないようにする目安の7・5ミリを上回っていた。7月には目視で点検したが異常はなかったという。

 そのため、摩耗でトロリ線が切れたことは「全くないわけではないが、考えにくい」(JR東)としている。一方、現場では通過車両のパンタグラフから火が出ていたことが確認されており、何らかの理由でショートした可能性がある。

 JR東は「架線が切れているところに列車が通ったり、切れた架線が車両に触れたりすると火花が出る」としており、原因究明を進めていく。

 5日は切れたトロリ線を全て修復する工事が続き、京浜東北線横浜線で始発から計10本が区間運休したが、午前5時半すぎには全線で運行を再開した。

 JR東によると、切れたのは横浜市内の桜木町-横浜間の京浜東北線南行きのトロリ線で、横浜駅から約700メートル離れた地点。

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 京浜東北架線切れ 花火客「孫たちがぐったり」 車内停電で蒸し風呂状態に

火花が散り、車内が暗闇に包まれた-。4日夜、横浜市のJR京浜東北線で起きた架線切れトラブル。照明が消え、蒸し風呂のようになった車内には、花火大会に向かう浴衣姿の男女ら多くの乗客が閉じ込められた。乗務員の誘導などで線路伝いに最寄りの駅に向かったが、思わぬトラブルに疲れ果てた表情を浮かべた。

 停止した電車の乗客によると、午後7時すぎに突然窓の外で火花が光り、電車が急停車した。約5分後に運転が再開したが「すぐに再び急停車し、車内の電源が落ちた」という。

 クーラーが切れ、花火大会に訪れる客や、帰宅する会社員で混雑した車内は蒸し風呂状態となり、気分が悪くなる人もいたという。

 家族で花火大会に向かう途中だった横浜市戸塚区の無職女性(64)は「暗い車内で、うちわであおぎ合ったが、孫たちがぐったりしていて心配だった」。停止から約2時間後、乗務員の誘導に従い、線路沿いに10分ほど歩いて桜木町駅に到着したという。

 桜木町駅まで15分ほど歩いたという横浜市保土ケ谷区の会社員、松本美恵さん(46)は「エアコンが止まって暑かった。かなり歩きにくかったし、花火が見られなくて残念」と疲れた様子で話した。

 桜木町駅の改札前は、花火大会帰りの観光客らであふれ返った。友人と花火に来たという横浜市保土ケ谷区の高校2年の女子生徒(17)は「立っているのがつらい。なんとか地下鉄で帰ります」。戸塚区に住む会社役員の女性(72)は「夫は腰が悪くて思うように動けない。せっかくきれいな花火だったのに残念だ」と改札前の床に座り込んだ。

 運転見合わせの影響で、東京都内の主要駅にも影響が出た。JR品川駅は仕事帰りの会社員らでごった返し、タクシー乗り場には100人以上が列をつくった。小倉駅から新幹線で来たという北九州市の会社員、太田幸成さん(36)は「出張で川崎駅に行こうとしたが、足止めをくらってしまった。本当に災難です」。神奈川県藤沢市の大学生、堀本昭希さん(19)は「今まで見たことがないぐらいの人の数だった。暑いしこれからどうしよう」と困惑していた。

 JR蒲田駅でも、情報を求める乗客らの対応に駅員が追われた。鶴見駅に帰るという男性(39)は「帰りたいのに帰れない。一体いつ動くのか。いらいらしても仕方がないけど…」と述べた。

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