スカイマーク支援“ANA案が認められる見通し” TBS系(JNN) 8月4日(火)23時34分配信
経営破綻したスカイマークへの支援をめぐって、ANAとアメリカのデルタ航空が争っている問題で、ANAの幹部が政府や与党の関係者に対し、“ANAが支援する案が認められる”という見通しを伝えていたことがJNNの取材でわかりました。
スカイマークの再生をめぐっては、ANAホールディングスによる支援を中心にした案と、アメリカの「デルタ航空」による支援を盛り込んだ案、という2つの再生計画案が5日開かれる債権者集会で投票にかけられる異例の事態となっています。
関係者によりますと、ANAの幹部は政府や与党の関係者に対し、“ANA中心の再生計画案が、債権者数と債権金額の両方で過半数の賛成を得て認められる”という見通しを伝えていることが明らかになりました。別の関係者によりますと、これまで態度を保留してきた大口債権者であるエアバスやロールスロイスがANA中心の案の支持に回った、ということです。
ただ、デルタ航空側もぎりぎりまで支持を呼びかけていて、流動的な要素も残っています。(04日22:22)