“新国立”デザイン選定の議事録、初公表 TBS系(JNN) 8月4日(火)19時34分配信
新国立競技場をめぐり建築家ザハ・ハディド氏のデザインが選ばれたJSCの有識者会議の議事録が初めて明らかになりました。座長を務めた建築家の安藤忠雄氏がコストも検討した上で選んだと発言したことなどが記されています。
「2520億・・・私も聞きたい」(安藤忠雄氏 7月16日)
先月16日の会見で安藤氏は当時の委員会の議論について「徹底的なコストの議論にはなっていない」と説明していました。しかし、4日に明らかとなった2012年11月15日の議事録では、安藤氏は最優秀として選んだザハ・ハディド氏の案について「コスト的な問題と機能がうまく重なり合うことができるかどうか検討した」などと発言。当時、コストについても検討していたことが明らかとなりました。
一方、ラグビーフットボール協会の会長として出席した森喜朗氏はデザインについて、「正直言うと神宮のところに宇宙から何かが降りてきたという感じ」と、違和感を口にしていました。(04日18:24)